「緂」

晴天の6月23日水曜日、開会式での中野委員長の開催宣言により第80回体育祭「緂」は幕を上げました。

第一プログラムは中学一、二年生による綱引きです。

暑い中でしたが、力を合わせて長大な縄を一生懸命に引っ張りあっていました。

綱引きの結果は...紅組の勝利でした！

第二プログラムは各学年有志による紅白対抗リレーです。

学年の壁を越えてバトンをつないでいく様子は非常に素晴らしいものでした。

紅白対抗リレーの結果は...白組の勝利でした！

第三プログラムは六甲学院体育祭のメインイベント、総行進です。

これまで総行進を行ってきた約二週間の中で、今までで一番綺麗で揃った総行進でした。

以下では本番の総行進の様子を紹介していきます。

総行進の形に全校生徒が整列し、毎年お馴染みの太鼓の音とともに、十二列行進が始まりました。

十二列行進が終了し、次に校庭に描き出されたのはスクランブル交差点をイメージした「スクランブル交差」

スクランブル交差の次に校庭に映し出されたのは複雑ですが規則性のある美しい幾何学模様。

例年と比べ、今回の幾何学模様は特に複雑ですが、生徒一人一人が自身の動きを着実にこなすことにより非常に素晴らしい模様を作り出しています。

幾何学模様の後にグラウンドに映し出されたのは鳥居。

鳥居の後はタワーブリッジが現れました。

タワーブリッジの後は生徒が一斉に移動し、疫病退散を祈願する妖怪、アマビエが出現しました。

最後の図柄は「緂」の人文字。

総行進はこの「緂」の人文字を最後として終了しました。

第四プログラムは中三、高一によるハリケーンです。

六甲を吹き荒れる嵐のように走り抜ける六甲生たちの闘いの結果、紅組の勝利でした。

第五プログラムは最後の競技、高二対高三の騎馬戦です。

今年の騎馬戦は大将戦などはなしで、残騎馬数で争いました。

両陣営最高学年同士の争いということもあり、非常に迫力のある試合でした

激戦の末、勝利を手にしたのは...白組でした。

激闘の騎馬戦の後は、閉会式です。お互いにベストを尽くし闘いあった両陣営にそれぞれ称賛を送り、紅組、白組の引き分けで「緂」は幕を閉じました。

84期から79期までの全員が「緂」を通じて糸のように繋ぎ合わさり、幕をおろした「緂」。お楽しみいただけたでしょうか。後日Youtubeにて当日の総行進の様子などを公開する予定ですのでしばしお待ちください！