六甲の指導員制度

こんにちは。中1指導員の森本真周です。六甲学院には高校2年生から選ばれた4人が入学したばかりの中学1年生の4クラスそれぞれに配属されて中学1年生の世話をする制度があります。

私も今年度指導員に選ばれ現在中学1年A組を担当しています。指導員の仕事は昼休みに中学1年生の教室に行って一緒に昼食をとったり、一緒に遊んだり、時には1年生の相談に乗ったりすることです。

やはり高校2年生なので、昼休みに自教室から離れて中一のお世話をしに行くというのはしんどいのじゃないかとよく言われたりします。しかし私は全然そんなことはなく、中1と一緒に過ごせる時間は非常に楽しくてとても大好きな時間です。

4人指導員がいるわけですがそれぞれ中1にどんな六甲生になってほしいのかというのは違います。僕としては「人の悪い癖を指摘できるような人になってほしい」です。例えば食事中のマナーとかですと自分で気づきにくいと思います。 そういうところに周りの人が優しく注意できるようなクラスだったら、自然と協力できるようになっていって、ゆくゆくは担当するであろう文化祭や体育祭を引っ張るときにその協力を発揮できると思います。 そしてもちろん私が担当しているクラスだけではなく学年全体で協力できるようになってほしいと思います。

指導員の仕事は通常は夏の中1キャンプまでですが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で失われた4月・5月分のために9月までになりました。そのためあと2週間ほどで指導員の期間は終わってしまい、 中1がちゃんと生活していけるのかというのは少し心配ではあるのですが、自分たちで何とか物事を解決していく力があると指導員4人はみんな思っているし、期待もしているので、指導員の期間が終わっても頑張ってほしいと思います。